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山中慎介のV12戦目前、カールソンとKO宣言応酬

2017年2月28日 14時56分

 3月2日両国国技館で行われるWBC世界バンタム級タイトルマッチの調印式と記者会見が28日、都内のホテルグランドパレスで開かれ、12度目の防衛戦を迎えた王者の山中慎介(帝拳)と挑戦者6位のカルロス・カールソン(メキシコ)がアンダーカード出場選手とともに出席した。

やる気満々のカールソン(左)と自信の山中

 一時の疲れから回復し、精悍な顔つきになった山中は「ここ数日で調子が上がってきた。2日は両国国技館ということで、相撲が盛り上がってますけど、それ以上の盛り上がりを見せたい」と抱負を語った。

 34歳のベテラン王者は「防衛戦を重ねるごとにコンディションの持っていき方がうまくなっている」と浜田剛代表も太鼓判を押す。「キャリアでしょう。前よりも水を多く飲むとか細かいところです」と山中。「カールソンをKOして日本のファンに喜んでもらいたい」とKO宣言も飛び出した。

 一方のカールソンは「これはメキシコと日本の戦争だ。私がいかに勇敢でパンチがあるかを披露したい。KOで勝つ」とこちらも負けじとKO予告で対抗した。

尾川、ビロリア、岩佐出場のアンダーカードの見ごたえ十分

 日本S・フェザー級タイトルマッチで、杉田聖(奈良)を迎えて4度目の防衛戦に臨む尾川堅一(帝拳)は「自分も世界チャンピオンになって前の列に座りたい。しっかりアピールして次のステップに進みたい」と世界挑戦アピールした。

 IBF世界S・バンタム級3位の岩佐亮佑(セレス)は王者・小國以載(角海老宝石)への挑戦権を手にしており、この試合が“世界前哨戦”という位置づけ。比国フェザー級6位グレン・メドゥラとの対戦を前に「一発ももらわないで相手を倒して勝つだけです」と言い切った。

 日本初登場、元2階級制覇王者のブライアン・ビロリア(米)はルーベン・モントーヤ(メキシコ)とフライ級8回戦。「ハワイアンパンチが何かをみなさんにお見せする。これから活躍する若い選手にインスピレーションを与えたい」と貫禄十分にコメントした。

 世界タイトルマッチの模様は日本テレビ系列で19時56分から生中継される。解説は飯田覚士、セレス小林の両元世界王者。ゲストに昨年引退した元3階級制覇王者、長谷川穂積が登場する。

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