国体王者の中嶋一輝、インハイ3位の大湾がプロ入り
2017年4月3日 17時40分
2017年4月3日 15時25分
デビューから9連勝(5KO)のWBC・L・フライ級4位の拳四朗(BMB)は王者ガニガン・ロペス(メキシコ)にアタック。記者会見では「絶対に世界チャンピオンになります」と力強く宣言した。
父の寺地永会長は元日本ミドル級、OPBF・L・ヘビー級王者。奈良朱雀高、関西大でアマキャリアを積んだ拳四朗はすでに日本、OPBF王座を獲得し、残るは父のなしえなかった世界タイトルだけとなっていた。
王者ロペスは昨年3月、日本で木村悠に判定勝ちして王座を獲得した。28勝17KO6敗の35歳で、今回が2度目の防衛戦となる。爆発力はないが、いぶし銀タイプのチャンピオンと言えるだろう。
拳四朗はもともと4月2日に日本タイトルの防衛戦をする予定だっただけに、かなり仕上がっている様子。ロペスについて「パンチはなさそうで、足をうまく使ってきそう。さばかれないように自分も足をつかっていきたい」とプロで初めてサウスポー対戦となるロペスとの試合をイメージした。
寺地会長は「(中学時代に)無理やりボクシングをさせた経緯があり、拳四朗がここまできたのは運命というか、不思議な感じがする。ここまできたのは本人ががんばったおかげ。このチャンスを必ずものにしたい」と父子でのベルト獲得を誓った。
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