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村田諒太が最長10Rスパー、自慢の右炸裂で手ごたえ

2017年4月26日 18時09分

 5月20日に有明コロシアムでWBA世界ミドル級王座決定戦に出場する同級2位の村田諒太(帝拳)が26日、1位アッサン・エンダム(仏=カメルーン)との決戦に向け、試合前最長となる10ラウンドのスパーリングを行った。

 10ラウンドの内訳は“仮想エンダム”として招へいしたパトリック・デイとスティーブン・マルティネス、かねてパートナーを務めているアドリアン・ルナの3人と、それぞれ4、3、3ラウンド。

村田(右)は迫力ある攻めでパートナーを圧倒した

 疲れもたまるこの時期に、村田は圧力をかけて力強いワンツーを打ち込み、左ボディブローにもつなげてパートナーを圧倒した。村田は「みなさん(報道陣)が来てくれるときはあまりよくなかったけど、今日はよかったと思う。右がキレていた」と納得した表情だった。

パンチを合わせるのではなく、自分から打ち込む

 もちろんパートナーを圧倒しただけで喜んでいるのではない。「パンチを合わせるのではなく、自分から打ち込んでいったほうがパンチが生きることを確認できた」。「ジャブを当てようとしすぎて、(右につなげるときに)バランスを崩すところがあったので、強い右を打つための体勢を大事にした」。結果的に自分から打ち込み、かつ強い右につなげられ、自信につながったのだ。

 この日は試合に向けたオリジナルTシャツが届いた。胸に書かれた文字は「BELIEVE IN TWO」。金メダルと世界チャンピオンの二つを必ずものにするという意味だという。決戦まで3週間あまり。

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