5.20世界初挑戦の比嘉大吾、追い込み真っ最中
2017年4月28日 23時23分
2017年4月28日 20時11分
WBO世界女子フライ級タイトルマッチ10回戦(29日・大阪府堺市ビッグアイ国際障害者交流センター)の調印式、前日計量が28日、堺市役所21階高層ロビーで行われた。初防衛に臨む王者・好川菜々(38=堺東ミツキ)はリミットの50.8キロ、挑戦者のモンセラット・アラルコン(23=メキシコ)は50.6キロで計量をパス、笑顔で握手を交わした。
調印式の会場は大阪湾や仁徳天皇陵など古墳群も一望できる観光名所。すっきりした表情で現れた好川は「減量もスムーズにでき、体調は万全。すごく新鮮な気持ちで初防衛戦を迎えられました」とリラックスぶりを強調。
「これまではタイトルがほしいとばかり思い、プレッシャーがあったが、今回は追われる立場になり、王者として成長できた。相手は技術の高い選手なので、レベルの高い試合になると思うし、チャンスがあればKOを狙いたい」と笑みを見せた。
世界初挑戦のアラルコンは「チャンスを与えられて幸せだ。難しい試合になると思うが、メキシコのチャンピオンとして250ラウンドのスパーリングを積んできて、とても体調はいい」とベルト奪取に意欲十分。
好川が12センチの身長差を生かし、ジャブからのワンツーで、アラルコンの接近をどう阻むかがポイントだ。好川は7勝4KO1敗。アラルコンは9勝3敗2分。
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