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井上尚弥が9月米国進出へ、7月にはキャンプ入り

2017年5月22日 16時02分

 WBO世界S・フライ級チャンピオンの井上尚弥(大橋)が試合から一夜明けた22日、横浜市内のジムで記者会見を開いた。9月に予定される米国進出に向け、早くも7月に合宿を行うことが明らかにされた。

井上はダメージゼロ、真吾トレーナー(左)、大橋会長と

 前夜の試合でランク2位のリカルド・ロドリゲス(米)を3回TKOで一蹴し、楽々と5度目の防衛を成功させた井上は「相手がああいうパターンでくると想定して、練習したパンチで倒せた」と前夜のパフォーマンスを自画自賛。「ダメージを与えて、相手が動けなくなったところでやりたいことがあった」と少し物足りさも感じたようだ。

 これで9月の米国進出が濃厚に。試合は防衛戦になる可能性が高く、井上真吾トレーナーは「9月から逆算してキャンプの予定を組んでいる。まずは7月」と次戦に向けての準備に早くも取り掛かっていることを明かした。

アメリカは世界のスターになれる場所

 かねて話に出ていたアメリカ進出が「9割以上決まったと聞いている」(井上)というのだから気持ちは高まる。アメリカのイメージを問われた井上は「本場ですから、そこで認められて、世界のスターになれる場所というイメージ」と声を弾ませた。

 S・フライ級は昨年から盛況で、“怪物”ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)とカルロス・クアドラス(メキシコ)が好試合を演じ、これに勝利したゴンサレスがシーサケット・ソールンビサイ(タイ)に物議をかもす判定でまさかの敗退。WBCはゴンレスとシーサケットの直接再戦を認め、クアドラスには元フライ級2冠王者フアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)との暫定王座戦を指示した。

まずはS・フライ級で強豪との対戦熱望

 近い将来に階級アップの可能性がある井上は「S・フライ級にいるなら、せっかくだから(上記の)だれかしらとはやりたいですね」と強豪との対戦を熱望。まずは米国初戦に向け、1週間ほど休んでから準備をスタートさせる予定だ。

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