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小川一発KO勝利、曽我部はランカー破る

2014年7月19日 0時38分

 ハラダジム主催の「ファイティングビートボクシング」は18日、大阪市のボディメーカーコロシアム(大阪府立体育会館)第2競技場で開かれ、2012年S・ライト級西日本新人王の小川浩一(ハラダ)が右ストレート一発で鮮やかなTKO勝ちを飾った。また、曽我部マルコス(松田)が東洋太平洋、日本ランカーの寛座隆司(ハラダ)を連打で破った。曽我部は12年のS・ライト級中日本新人王。

◇S・ライト級6回戦
小川浩一(ハラダ)[TKO4回2分59秒]村木徹也(唯心)
 小川は左ジャブ、フックを主体に間合いを十分に取って村木の接近を阻む作戦。立ち上がりから、フットワークも軽快で、主導権を握った。村木は前進を図るが、小川の動きが一枚上で、効果的なパンチをヒットすることができない展開が続いた。4回終了直前、村木が右を出したところに小川の右ストレートカウンターで鮮やかにヒット。テンプルに食らった村木が崩れ落ちるのを抱きかかえた主審が試合を止めた。あと1秒で終了ゴングだったが、村木のダメージは深く、好ストップだった。

小川一発KO、曽我部はランカーを撃破(ボクシングニュース)
曽我部(右)は手数でランカー寛座に勝利

◇69kg6回戦
曽我部マルコス(松田)[3-0(60-55×2、60-54)]寛座隆司(ハラダ)
 曽我部は4勝(4KO)9敗と敗戦が多いが、この日は東洋太平洋ミドル級10位、日本同級4位の寛座のハードパンチに対して、手数で圧倒する作戦に出た。2回、右アッパーをアゴにもらって一瞬腰を落としかけたが、守勢に回らず接近戦から細かいパンチを寛座の顔面、ボディーにヒットした。寛座は守勢に回り、パンチを放つことができず、最後はスタミナ切れ。曽我部はよく走りこんだのか、最後まで手数は衰えなかった。

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