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和氣慎吾7.19復帰戦、元日本暫定王者の瀬藤幹人と

2017年6月5日 18時27分

 昨年7月にIBF同級王者ジョナタン・グスマン(ドミニカ共和国)に挑戦して敗れた和氣慎吾(FLARE山上)の復帰戦が7月19日、後楽園ホールの「ゴールデンチャイルドボクシング」にセットされた。元日本同級暫定王者の瀬藤幹人(協栄)と同級8回戦を行う。

左から赤井代表、和氣、オライス・トレーナー

 世界初挑戦失敗から1年。4月1日付けで古口ジムからFLARE山上ジムに移籍した和氣の待ちに待った復帰戦が決まった。5日、東京都武蔵野市のジムで会見した和氣は「グスマンにボコボコにされて心も折れかけたけど、多くの方々の支えがあって、もう一度世界チャンピオンになりたいと思うことができた。また世界だと言ってもらえるよう、リングの上で証明したい」と決意表明した。

 OPBFタイトルを5度防衛し、このクラスをリードしていた和氣だが、世界初挑戦に失敗後は、和氣がOPBFタイトルを奪った小國以載(角海老宝石)がグスマンを破って王者となり、和氣のあとにOPBF王者となった久保隼(真正)がWBA王座を奪取。移籍の問題もあって身動きのとれなかった和氣は「悔しいの一言」という思いだったという。

先日は亀田和毅ともスパーをしたという和氣

 和氣(20勝12KO5敗2分)が復帰戦で対戦する瀬藤(34勝18KO13敗3分)はこれが51戦目という37歳の大ベテラン。近年は低迷気味ながら決して侮れない相手であり、「緊張感のある相手とやりたい」という和氣の希望で、今回のマッチメークが実現したという。

 復帰戦で勝利し、次に世界ランカー戦、その後はできるだけ早く世界再挑戦というのが陣営の描くプラン。まずは本人の言いう通り、復帰戦で健在ぶりをアピールすることが最初のハードルだ。なお当日のメインイベントには、OPBF同級王者、大竹秀典(金子)の防衛戦が予定される。

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