和氣慎吾7.19復帰戦、元日本暫定王者の瀬藤幹人と
2017年6月5日 18時27分
2017年6月5日 15時54分
元OPBF・S・フライ級チャンピオン井上拓真(大橋)のケガからの復帰戦が決まり、5日大橋ジムで発表会見が行われた。拓真は8月30日、後楽園ホールで日本S・フライ級9位の久高寛之(仲里)と対戦する。試合はバンタム級契約で、ラウンド数は調整中とのことだ。
WBOバンタム級王座挑戦が決まりながら練習中に右拳を痛め、世界戦もキャンセルの憂き目に遭ったのが昨年11月のこと。拓真が1年ぶりの試合に臨む。「世界戦がなくなって落ち込みましたが、気持ちを切り替えて、次に向けてやるだけと思って練習してきた」と拓真。右拳を使えなかった時期は、痛めていない左の使い方や、下半身強化などのフィジカル・トレーニングに励んできた。
右拳負傷でブランク、単調なパターン克服
かつて兄の尚弥も右拳を痛めた間 は徹底的に左を磨いてボクシングの質を高めたものだが、拓真もこれにならってしっかりと課題に取り組んできたという。「以前は左が途中で出なくなったり、単調なパターンになっていたのを改善できた」と拓真は言う。復調した右拳は3月頃から使っているとのことだ。
相手の久高は25勝11KO16敗1分の32歳。日本、OPBFチャンピオンの経験はないが、世界戦を4度も経験したベテランだ。「自分よりもキャリアは上。映像はまだ見ていませんが、自分のボクシングを徹底すること」と、拓真は試合の抱負を述べた。大橋秀行会長によると、まずは復帰戦をクリアしてからその後のプランを練る。バンタム、S・フライの両階級でチャンスを狙うそうだ。
清水聡ら大橋ジムの他ホープも多数出場
また当日は清水聡、松本亮、井上浩樹ら大橋ジムのホープたちも出場。中嶋一輝、保田克也の新戦力も試合が予定されている。井上浩は青木クリスチャーノ(駿河)と対戦する。
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