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山中慎介のV13戦発表、8.15島津アリーナ京都

2017年6月7日 15時24分

 WBC世界バンタム級チャンピオンの山中慎介(帝拳)が7日、都内のジムで記者会見を開き、指名挑戦者ルイス・ネリ(メキシコ)を迎え撃つ13度目の防衛戦を8月15日、京都市の島津アリーナ京都で行うと発表した。

ついにV13戦を迎える山中、モニターは具志堅会長

 具志堅用高会長が打ち立てた世界戦連続防衛の日本記録V13に並ぶ試合を、山中が生まれ育った滋賀県、そしてボクシングを始めた南京都高(現京都廣学館高)に近い京都市で迎える。会見に臨んだ山中は「記録に並ぶ試合で、防衛戦の中でも一番強いと思う相手に決めてもらった。最高の舞台を用意してもらってすごく気合いが入っている」と現在の心境を明かした。

山中「足を使っていかにパンチをもらわないか」

 挑戦者のネリはパンテラ(豹)のニックネームを持つ22歳で、23勝17KO無敗の戦績を誇るサウスポー。帝拳ジムの浜田剛史代表は「具志堅さんに失礼のない相手にしなくてはいけない、ということで選んだ相手。いま一番強い挑戦者だと思う」とマッチメークの経緯を説明した。

 山中はネリーについて「メキシカンっぽくはなく、ディフェンスがよくてL字ガードも使う。パンチの一つひとつが強いという印象」と警戒しながら「12ラウンドのどこかで左が当たるというイメージはある。いかにいいパンチをもわらないかがカギ。足を使って動かないとあの連打に巻き込まれる。足を使ってどこかで左を当てたい」と試合のポイントを語った。

具志堅会長「記録は意識したほうがいいと思う」

 会見では具志堅会長からのメッセージ映像も流され「山中君の今までのボクシングを見たら(記録を)塗り替えるよ。(記録は)意識したほうがいいと思う。ぜひ勝ってほしい」とエール。これを見た山中は「うれしいですね。勝って目の前で報告したい」と語り、、最強挑戦者撃破で偉大な記録に並ぶ意気込みを見せた。

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