黒田と小浦がWBAランク入り、再戦指示の村田は1位
2017年6月20日 10時32分
2017年6月19日 21時08分
元日本、OPBFフェザー級王者で、現日本同級1位の天笠尚(FLARE山上)が19日、後楽園ホール「A-sign.Bee4」のメインイベントに登場。フェザー級8回戦で、スラシット・シスワンチャイ(タイ)に3回1分39秒KO勝ちした。
天笠は開始早々、小柄なサウスポー、スラシットに右カウンターを打ちおろしてダウンをゲット。この回はスラシットが2回にも右カウンターで2度目のダウンを奪った。さらに追撃でダウンを追加した。もう楽勝かと思われた矢先、今度はスラシットの右カウンターで天笠が尻もち。次は天笠の右でタイ人がダウンとめまぐるしい。
3回に左ボディでスラシットをキャンバス送りにし、10カウントを聞かせた試合を終わらせた。天笠は「世界戦、イギリスでも勝負をさせてもらって、ここまできた以上、自分でもう1回チャンスをつかんで、お世話になっている方々に恩返しをしたい。戦績は33勝21KO6敗2分。
堀は1年半ぶりのリングで快勝
◇51.2キロ8回戦
堀陽太(横浜光)[TKO3回2分36秒]新井雄大(渡嘉敷)
日本フライ級6位の新井は昨年10月、日本王者の粉川拓也(宮田)に敗れて以来の再起戦。元ランカーの堀は15年12月に3連敗を喫して以来、1年半ぶりの復帰戦という顔合わせ。サウスポー対決で先制攻撃を仕掛けた堀は足をよく動かして出入りのボクシング。新井を空転させてペースをつかむとぐいぐいピッチを上げ、3回にカウンターの右フックで2度ダウンを奪い、最後はラッシュしてストップ勝ちした。およそ3年ぶりに白星の堀は13勝8KO5敗2分。ボディ攻撃に活路を見出したものの、展開を変えられず敗退の新井は8勝4KO5敗3分。
勅使河原は強打の栗原にTKO勝ち
◇バンタム級8回戦
勅使河原弘晶(輪島功一S)[TKO5回2分6秒]栗原慶太(一力)
日本バンタム級10位の勅使河原と同13位の栗原によるランカー対決。勢いのある勅使河原は初回から右クロス、左フックをカウンターで合わせて先制。さらにヒットを重ねると、一発のある栗原もジャブ、右ストレート、左フックで応戦。3回には栗原の右が決まり、試合は序盤戦から白熱した。
勅使河原はパンチの種類とタイミングが多彩だ。4回に右フックを効かせてさらに攻勢を強めると、ここで栗原が意地を見せ、右で勅使河原をグラつかせて反撃。しかし5回、勅使河原が右、左と立て続けにヒットすると栗原がフラフラに。追撃で主審が試合を止めた。勅使河原は14勝8KO2敗2分。リング上から日本タイトル挑戦をアピールした。ガッツを見せながら敗れた栗原は9勝8KO5敗。
◇ライト級8回戦
山田智也(協栄)[TKO7回51秒]小林和優(RK蒲田)
日本ライト級11位の山田がプレスをかけて、小林がアウトボクシングをする構図。2回終了間際、小林の右アッパーが決まって山田がダウンした。ここからは再び山田が前に出て、小林がこれをさばく展開。手数で上回る山田がやや優勢か。小林は5回に仕掛けるが、山田はこれに耐えて反撃。山田の右で小林が左目上部をカットした。ここから小林は攻勢を強めたが、その後も山田の右がヒットし、7回に小林の左目の傷が原因でストップとなった。山田は15勝6KO7敗1分。小林は8勝5KO5敗。
2024年10月4日 1時43分
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