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亀海喜寛がジムワーク再開、8.26大物コット撃破へ

2017年6月20日 19時10分

 8月26日に米カリフォルニア州カーソンのスタブハブ・センターでプエルトリコのスター、ミゲール・コットとWBO世界S・ウェルター級王座決定戦を争う同級5位の亀海喜寛(帝拳)が20日、都内のジムでジムワークを再開した。

田中トレーナーと動きを確認する亀海

 亀海は先月30日、コット戦の発表記者会見に出席するため渡米。現地でコットとフェイスオフをしたあとも現地に滞在し、ルディ・エルナンデス・トレーナーの指導のもと、トレーニングに励んだ。ゴールデンボーイプロモーションズの興行も観戦し、充実した日々を過ごて9日に帰国。すぐに故郷の札幌にわたって走り込みのトレーニングを敢行し、この日、約3週間ぶりに帝拳ジムに戻ってきた。

 コットとの記者会見の感想を尋ねると「特に気持ちが高まるというわけではなかった。札幌出身ということで、現地の記者にビール工場で働いていたのか?と聞かれたくらいです」と淡々としたもの。海外で8戦(3勝3敗2分)しているだけに、現地メディアの取材にも気おくれはまったくない。

 今後はコンビを組む田中繊大トレーナーとコット対策を練りながらトレーニングを重ね、7月から本格的なスパーリングに取り組む予定だ。

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