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坂本大輔が川崎真琴に判定勝ち、日本W級暫定王者に

2017年6月30日 21時36分

  日本ウェルター級暫定王座決定戦が30日、後楽園ホール「角海老ボクシング」のメインイベントで行われ、同級1位の坂本大輔(角海老宝石)が同級2位の川崎真琴(RK蒲田)に3-0判定勝ち。スコアは97-94、97-93×2だった。坂本はけがで戦線離脱の正規チャンピオン、有川稔男(川島)との統一戦を義務付けられる。

坂本(右)は苦節10年、35歳にして王座を手にした

 パワーに自信を持つ坂本がプレスをかけ、ボディから顔面へパンチをつなげ、川崎は打ち終わりを狙うという展開。川崎は2回に左フックを合わせ、坂本が右目じりをカットした。坂本はミスブローを気にせず、手数で上回って攻勢をアピール。4回に川崎の左が決まるも、坂本はここから右フック、アッパーで川崎を下がらせる。5回終了時の採点は49-46×2で坂本、48-47で川崎と割れた。

 坂本は5回に失速したかに見えたが、6回に再び攻勢に出る。川崎はこれにカウンターで対抗。終盤に入っても展開は変わらず、坂本は前に出てボディブローで削り、時折アッパーも決めた。川崎は右カウンターをヒットする場面もあるが、待ちの姿勢で手数がどうしても伸びない。結局、終始攻撃的だった坂本に軍配が上がった。

 坂本は4月に有川への挑戦が決まっていながら、有川のけがで試合は延期となり、この日の暫定王座決定戦を迎えていた。初タイトル獲得の坂本は「有川選手の試合がなくなった時点ですごい落ち込んだけど、家族がすごい力になってくれた。10年目でやっと獲れてほんとによかったです!」と喜びを口にした。戦績は14勝8KO8敗3分。川崎は9勝2KO5敗1分。

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