三浦隆司アメリカ到着「いい意味で落ち着いている」
2017年7月10日 17時38分
2017年7月10日 15時32分
WBO女子世界アトム級タイトルマッチの調印式と計量が10日、日本ボクシングコミッションで行われ、6度目の防衛を目指す王者の池山直(フュチュール)が服を着たままで1.1キロ・アンダーの45.1キロ、挑戦者でOPBF女子ミニ・フライ級王者の花形冴美(花形)が46.1キロでリミットの46.2キロをクリアした。
両者は昨年6月に対戦して三者三様のドロー。池山が辛くも4度目の防衛に成功した。47歳にして最年長防衛記録を更新中の池山は「お互いに今度こそ、という思いは一緒。後半、スタミナと気持ちの勝負になってくると思う」と試合を予想。最近は「負けたら引退」と決めているが「今回はそうならないようにと思っている」とまだまだ若手の壁になる決意を語った。
4度目の花形「池山さんに引導を渡す」
これが4度目の世界挑戦となる32歳の花形は「前回は引き分けて、(当時46歳で)まだがんばっている池山さんの引き立て役に終わった。そろそろ自分が池山さんの思いも背負ってがんばります」と大ベテランに引導を渡す決意。師匠の花形進会長が5度目の挑戦で世界タイトルを獲得しているだけに、4度目で“師匠超え”をはたす予定だ。
この日のメインイベントでは、WBO6位でWBOアジアパシフィック・ライト級王者の荒川仁人(ワタナベ)が挑戦者5位マルボン・ボディオンガン(比)と初防衛戦を行う。荒川は61.0キロ、ボディオンガンは59.8キロで計量に合格した。
荒川がキャリアでは大きくリード
35歳のベテラン荒川(29勝17KO6敗1分)がキャリアでは大きくリード。23歳と若いボディオンガンは14勝11KO5敗2分。昨年2月、現WBO・S・フェザー級12位の末吉大(帝拳)に5回TKO負け。クラスを上げた効果がどれほど出るかに注目だ。
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