15日（日本時間16日）ロサンゼルス近郊のザ・フォーラムでWBC世界S･フェザー級王者ミゲール・ベルチェルト（メキシコ）に挑戦する元王者で同級1位の三浦隆司（帝拳）がアメリカに到着した。

　到着初日となった現地時間9日は日曜日ということもあって完全オフ。あす月曜日は予定通りジムワークを行う予定。所属ジムを通じて三浦は「機内ではしっかり寝ることが出来て快適に過ごせました。久々のアメリカですが、何回も来させてもらってるのでいい意味で特別な感じではなく、日本にいる時のように落ち着いています。気候もあまり変わらないように感じます。気負わず頑張ります」とコメントした。

　三浦は2015年11月、フランシスコ・バルガス（メキシコ）に敗れて4度防衛したWBC王座から陥落。そのバルガスを今年1月に下したベルチェルトに三浦が挑む。ベルチェルトは初防衛戦だ。同じリングでは、内山高志（ワタナベ）に連勝したWBA同級スーパー王者ジェスレル・コラレス（パナマ）がロビンソン・カステリャノス（メキシコ）と防衛戦を行う。＝写真提供：帝拳ジム＝