山中慎介V13カウントダウン、WBCは特製ベルト用意
2017年8月1日 18時19分
2017年8月1日 15時39分
世界タイトル13度連続防衛の日本記録を持つ具志堅用高氏(白井・具志堅スポーツジム会長)が、37年ぶりに自らの記録に並ぶ13度目の防衛戦を15日に行うWBC世界バンタム級王者、山中慎介(帝拳)に対し、具志堅節を炸裂させてエールを送った。
具志堅会長は1976年10月にフアン・グスマンン(ドミニカ共和国)を下してWBA世界L・フライ級王座を獲得。81年3月にペドロ・フローレス(メキシコ)に敗れるまで、4年間で13度の防衛を成功させ、国民的ヒーローとなった。
長期防衛の秘訣は私生活とジムの会長との関係!?
長期防衛の秘訣について、具志堅会長が上げたポイントは私生活とジムの会長の2つだが、山中はこれをしっかりクリアしているというのが具志堅会長の見立てだ。
「私生活はリズムだから。乱れたら一発ですよ。山中は夜遊びしないでしょ。あとはジムの会長とうまくいっているか。ボクサーは会長とけんかして、続けるか、辞めるかだから。山中は本田会長とうまくいってるでしょ」
試合2か月前から誰にも会わなかった
ちなみに具志堅会長は、試合が決まったらテレビも見ず、本も読まず、「寝てるか。シャドーしてるか、鏡の前でファイティングポーズをとってるか。2か月前に試合が決まったら誰にも会わなかったよ」というから徹底していた。
記録について山中は「具志堅さんのときとは時代も違う」と常に謙遜しているが、具志堅会長は「いま勝つのは大変。スマホはあるし、遊ぶところはいっぱいあるし、友だちの誘いは大石、後援者に引っ張りまわされるし」と語り、むしろ今の時代のほうが大変だという持論を展開した。
倒さなくていい、足を使え!
“神の左”の異名を持ち、V13は当然KOが期待される山中だが、昭和の“カンムリワシ”は「倒せない相手は倒せないから。倒さなくていいのよ。ボクシングをして、足を使うこと」とアドバイス。さらに「この1試合に勝てば人生が変わるよ。ボクシングファンを増やしてほしいね」と記録樹立でボクシングが盛り上がることにも期待した。
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