山中慎介「もう少し考えさせてください」進退保留
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2017年8月15日 21時35分
V13の偉業を逃した前WBC世界バンタム級チャンピオンの山中慎介(帝拳)は15日、島津アリーナ京都の試合後、時折涙で声を詰まらせながら報道陣の質問に答えた。
試合開始直後は「負けたこんなことを言うのはなんですけど、大したことない。これだったらいけると思った。ジャブもあたっていたし、左も狙いやすかった。距離も戦いやすかった」と3回までは好感触をつかんでいたと明かした。
フィニッシュとなった4回については「そんなにもらっているつもりはなかったですし、大丈夫だったんですけど、セコンドを心配させてしまった」と足を止めて連打をもらったシーンを振り返った。
コンディションはまったく問題なかったそうで、「みなさんの期待に応えられなかったのが申し訳ない」と目に涙を浮かべた。今後については「何も考えられない」。
帝拳ジムの本田会長は「相手が前半速く、強いのは分かっていた。勝負は後半からと思っていた。山中のコンディションは万全だった」とコメント。進退については「本人次第」とした。
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