2017年9月19日火曜日

拳四朗がゲバラとV1戦、村田諒太vsエンダムⅡの前座

 WBC世界L・フライ級チャンピオンの拳四朗(BMB)が10月22日、両国国技館で同級1位ペドロ・ゲバラ(メキシコ)と初防衛戦を行うことが決まった。イベントは村田諒太(帝拳)vs王者アッサン・エンダム(仏)のWBA世界ミドル級タイトルマッチ、王者比嘉大吾(白井・具志堅S)がトマ・マソン(仏)の挑戦を受けるWBC世界フライ級タイトルマッチを合わせたトリプル世界戦となる。

 5月にガニガン・ロペス(メキシコ)を小差判定で下して戴冠、拳四朗(10勝5KO無敗)の初防衛戦がようやく発表された。発表は少し遅れたものの、既に衛戦に向けた準備は着々と進んでいる。

拳四朗、村田、比嘉とトリプル世界戦

 まずは8月下旬に神奈川県茅ケ崎で三迫ジムの選手と走り込み合宿を敢行。9月9日からは2週間の日程でロサンゼルス合宿。ルディ・エルナンデス・トレーナーの指導を受け、リオデジャネイロ五輪メキシコ代表らアマ戦ちゅを中心に1日8ラウンドのスパーリングで腕を磨いた。

 アメリカ合宿ではルディ・トレーナーから左アッパーやショートのフックなどを伝授された。「全然知らない打ち方を教えてもらった。ひざを使って身体全体で打つ感じ。チャンスがあれば使ってみたい」と拳四朗。ボクシング幅が広がったと実感している。

ロサンゼルス合宿で新技会得

 対戦相手のゲバラ(30勝17KO2敗1分)は14年暮れに八重樫東(大橋)をボディブローでKOしてタイトルを奪い、15年11月、3度目の防衛戦で木村悠に小差判定負けして王座から陥落した。

 拳四朗は木村戦を生観戦したというが「リーチが長いイメージがある」と言いながら「あまり覚えていない」というあたりは“らしい”と言うべきか。代わって父の寺地久会長は「ロペスと比べたら(オーソドックスなので)やりやすい。難しい相手ではないと思う」と自信の発言だ。

「圧勝して注目されたい」

 世界チャンピオンになったとはいえ、知名度はまだまだ低いというのが悩みの種。極上のチャンピオン・ライフを目指す拳四朗は「注目されるように圧勝した勝ちます」と言葉に力を込めた。