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京口紘人が堺市立浜寺小で講演「ゆめをかなえる」

2017年9月30日 0時07分

 IBF世界ミニマム級王者、京口紘人(24=ワタナベ)は29日、大阪・堺市の市立浜寺小学校で6年生2クラス69人に「ゆめをかなえる~為せば成る」と題して初講演した。

京口は小学生の質問にていねいに答えた

 京口を指導する井上孝志トレーナー(48)が浜寺小の卒業生。プロデビューからわずか1年3ヵ月で世界王者になった京口は井上トレーナーとともに「夢を実現するためには、絶対にあきらめないこと」と子どもたちに熱く語った。

 総合学習いきいきの時間で6時間目「浜小ゆめ授業」として企画された。8戦目で世界初挑戦したビデオが流され、チャンピオンベルトを肩にかけて教室に入ってきた京口と井上トレーナーは大きな拍手で迎えられた。

 京口は「父が空手の指導者で3歳から空手を始めましたが、小学校5年生の時にテレビでボクシングを見て、ボクサーにあこがれました。空手と違い同じ体重で戦えるし、お金も稼げるので、6年生からボクシングを始め、世界で一番強い選手になりたいと思いました」とボクサーになったきっかけを話しました。

 そこからは子どもたちが手を上げて、京口を質問攻め。「ピンチはどう乗り越えますか」、「具志堅さんの13回防衛を目指しますか」、「ファイトマネーはいくらですか」、「尊敬しているボクサー、好きなボクサーは」、「負けて悔しいことはありましたか」など、さまざまな角度から質問があったが、京口は笑顔で一つひとつ丁寧に答えた。「腹筋を見せてほしい」とむちゃ振りもあったが、それにも神対応。

腹筋を披露する京口、右は井上トレーナー

 質問タイムの後、井上トレーナーが持つミットに得意の左アッパー、フックを披露。見守る先生3人も京口のパンチを受けたが、衝撃に顔をゆがめ、子どもたちは驚いていた。またチャンピオンベルトも全員が持つことができ、「すごく重い」と歓声をあげていた。

 最後に京口は「みんな夢を持っていると思います。今はない人は持ってください。がんばってとことんやってみれば必ず夢はかないます」とエールを送ると、子どもたちからは「初防衛戦がんばってください」と京口を激励した。

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