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河野公平vsレックス・ツォ、あす香港でゴング

2017年10月6日 15時52分

 香港コンベンションセンターであす7日ゴングとなるDEFプロモーションズのイベントの前日計量が現地で行われ、メインのWBOインターナショナルS・フライ級タイトルマッチは、地元の王者レックス・ツォと挑戦者で元WBA世界S・フライ級チャンピオンの河野公平(ワタナベ)がともにリミットの115ポンド(52.1キロ)であすの試合に進んだ。

プロ45戦目を迎える河野(左)と香港の人気者ツォ

 36歳の河野は昨年暮れ、WBO同級王者の井上尚弥(大橋)に敗れて引退も考えたが、熱く会場が燃え上がる香港で、WBO2位のツォと試合ができることにモチベーションを感じて現役続行を決意。香港の夜を激しく盛り上げる意気込みだ。

 一方のツォは香港で地域王座の防衛戦を続け、戦績を21勝13KO無敗まで伸ばしている。世界王座を2度獲得したベテランの河野を踏み台に、世界タイトルマッチの舞台に立つことができるだろうか。

香港3戦目となる後藤(右)は地域王座戦

 セミにはOPBC女子S・バンタム級王者の後藤あゆみ(ワタナベ)がキルティ(インド)と対戦。3度目となる香港のリングで、WBO女子アジアパシフィックS・バンタム級王座決定戦を争う。計量は後藤がリミットの122ポンド(55.3キロ)、カーティが120ポンド(54.4キロ)だった。

元WBOアジアパシフィック王者の渡邉(右)も出場

 また、海外経験豊富な日本フェザー級6位の渡邉卓也(青木)はリ・レシャン(中)とWBOオリエンタルS・フェザー級王座決定戦を行う。計量は両者ともにリミットの130ポンド(58.9キロ)。渡邉は3戦連続で香港のリングとなる。

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