「体格の差はない」ロマチェンコが公開練習
2017年11月30日 11時46分
2017年11月29日 21時23分
WBOアジアパシフィック女子L・フライ級王座決定戦が29日、後楽園ホール「勝又ボクシングジム創立55周年記念興行」のメインで行われ、元WBA女子世界S・フライ級王者の天海ツナミ(アルファ)が比国女子フライ級王者のカレアン・リバスに2回1分19秒TKO勝ち。WBO女子世界同級王座への挑戦権を獲得した。
体格とパワーで上回る天海が初回から圧力をかけ、右ストレート、左ボディブローを打ち込んでいった。リバスも手数は出すが、初回終了間際に天海の右ストレート、左フックがヒットした。
天海は2回さらに攻勢を強め、リバスをロープに、コーナーに押し込んでワンツー、左ボディを次々に打ち込む。リバスも負けじと手を出していたが、コーナーから脱出できず、主審がストップを宣告した。
1日には同会場でWBO女子世界L・フライ級王座決定戦が行われ、日本史上初となる5階級制覇を狙う藤岡奈穂子(竹原&畑山)がヨカスタ・バジェ(コスタリカ)と空位の王座を争う。天海はこの勝者に挑戦する予定だ。
天海は14勝9KO9敗。「しっかりKOして次につなげていと思っていた。(1日は)藤岡選手に勝ってもらって、日本で藤岡選手との試合を見てほしい」と語った。ストップに不服そうだったリバスは6勝4敗3分。
◇ライト級8回戦
柳達也(伴流)[TKO5回1分36秒]土屋浄司(フラッシュ赤羽)
スタートから右狙いの土屋は2回、右ストレートを打ち下ろすと日本ライト級3位の柳のヒザがガクリ。このチャンスで土屋は攻められず、逆に時間をおいて柳の左フックを浴び、足元がふらついた。柳が優勢に立ち、ボディ攻めも繰り出したが、3回に柳が攻めて出たところに土屋の右カウンターが決まり柳がダウン。
4回は柳が一方的に攻め、5回に左フックで土屋がフラフラになると、主審が割って入ってTKOとなった。4年ぶりTKO勝ちの柳は14勝5KO5敗1分。連勝が3で止まった土屋は7勝5KO4敗2分。
◇バンタム級8回戦
宇津見義広(ワタナベ)[TKO2回1分24秒]若松竜太(勝又)
運動量の豊富な宇津見が初回から優勢。左ボディ、左フックを効かせて若松に連打を見舞ったが、偶然のバッティングで左まゆをカット。3回に上下に打ち分けると若松がひざをつくダウン。さらに連打した右ボディでダウンを奪うと、続くラッシュでストップ。
ヨネクラから移籍初戦に快勝した宇津見は14勝9KO8敗3分。8月に日本ランカーの大塚隆太(鴻巣茂野)と引き分けた若松はこの日はいいところがなく10勝7KO13敗1分。
2024年12月12日 14時27分
2024年12月12日 13時19分
2024年12月12日 11時03分
2024年12月12日 10時49分
2024年12月12日 6時44分
2024年12月12日 2時13分