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尾川堅一が凱旋帰国「次もラスベガスがいい!」

2017年12月12日 10時12分

 ラスベガスでテビン・ファーマー(米)に判定勝ちし、IBF世界S・フェザー級新チャンピオンとなった尾川堅一(帝拳)が12日早朝着の便で帰国。羽田空港で待ち構えたメディアの取材に応じ、あらためて世界奪取の感激を語った。

人目をはばからず、腰にベルトを巻いてドヤ顔!

 赤のIBFベルトとともに凱旋した尾川はカメラ撮影に応じると真っ先に長野ハル・マネジャーのもとへ駆け寄り、うれしそうにベルトを見せて王座奪取を報告。現地オリジナルプログラムに第1号の世界チャンピオンサイン「IBF世界スーパー・フェザー級チャンピオン尾川堅一#1」をいれてプレゼントした。IBFチャンピオンは名門帝拳から初めての誕生となるのだ。

 ファーマー戦では、判定が告げられた瞬間はすぐさま理解できなかったという。「向こうでは(堅一を)“ケニチ”と発音されるので。“オガワ”と聞いてアッと思いました」と笑わせた新チャンプ。「その時は『世界チ ャンピオンだ!』というよりも、試合で勝ったうれしさでしたね。ベルトを見た時に『獲ったんだ』と実感しました」(尾川)

 試合そのものは「倒したかったですけどね」とやはり強打者らしいコメントで振り返った。現地での反応は上々で、試合会場や、翌日のラスベガス郊外のレストラン、空港、機内でもサイン、写真、握手をアメリカ人に求められたそうだ。

今後は他団体王者ら強豪との対戦を希望した

 今後戦ってみたい相手に、同じリングに出場したフランシスコ・バルガスやミゲール・ローマン、そしてWBC王者ミゲール・ベルチェルトのメキシカンをあげた。今回が初めての海外遠征であったにもかかわらず、「本田(明彦)会長には『次もラスベガスがいいです』と伝えた」(尾川)というから、よほど水に合っていた!?

「来年はもっと強くなって、ノックアウトします」という尾川。世界チャンピオンとして迎える2018年を本人も楽しみにしている様子だった。

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