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メリンド「目標は4団体統一」田口良一戦は“通過点”

2017年12月28日 16時06分

 大みそかの大田区総合体育館のメインイベント、L・フライ級王座統一戦でWBA王者の田口良一(ワタナベ)と2本のベルトを争うIBF王者のミラン・メリンド(比)が28日、ワタナベジムで練習を公開した。

自信たっぷりにメディア対応したメリンド

 メリンドが落ち着き払った態度で挑発的な内容を口にした。「統一戦ができてうれしい。(この試合に勝って)WBC、WBOのベルトをとって夢をかなえたい」。会見の冒頭で4団体への思いを語り、田口との統一戦は“通過点”と位置付けた。

 5月に日本で八重樫東(大橋)を初回TKOで下し、タイトルを獲得したことが大きな自信になっているのだろうか。少なくともメリンドにとって、現時点で田口を恐れる気持ちはまったくなさそうだ。

 過去の試合を研究した結果「八重樫のほうが田口よりも優れたファイター」と分析、田口は八重樫よりも劣ると言い切った。さらに、海外メディアで報じられた「田口は左ボディブローさえ封じてしまえば何もできない」という発言を指摘されると「そうではあるが(詳しくは)内緒」と微笑みながら答えた。

「我々は田口のすべてを把握している」とも話し、どこまでも自信満々なメリンド。会見後の練習ではきびきびとキレのあるコンビネーションをトレーナーのミットに打ち込み、仕上がりのよさを感じさせた。

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