内山、三浦戦を解説「4つ獲りたい」
2013年8月18日 14時31分
2013年8月18日 13時21分
WBC世界S・フェザー級タイトルマッチが日本時間18日、メキシコ・カンクンのプラサ・デ・トロスで行われ、チャンピオンの三浦隆司(帝拳)が同級1位のセルヒオ・トンプソン(メキシコ)を3-0の判定で下し、初防衛に成功した。闘牛場で行われた一戦は計3度のダウン、さらにはダウン寸前のシーンも多発する激戦だった。スコアは113-112、114-110、114-111。
互いにディフェンスを意識してガードを高く上げた滑り出し。まずはパンチをもらわないという意識を強く感じさせたが、やはり両者の持ち味は攻撃力であり、試合が動くまでに時間はかからなかった。
先制したのは三浦。2回に左アッパーを突き上げてトンプソンの動きを止めると、続く連打で最初のダウンを奪った。すかさずラッシュをかけた三浦だが、トンプソンはボディワークと巧みなクリンチでピンチを脱出。ここから試合は激戦に突入した。
1発を狙う三浦に対し、トンプソンは連打で対抗。ダメージはトンプソンのほうが甚大に思われたが、迎えた6回にトンプソンの右が炸裂して三浦の腰が砕ける。ここで前に出たトンプソンに三浦が左ストレートを浴びせると、今度はトンプソンの足元がグラグラに。続く連打でトンプソンが2度目のダウンを喫した。
勝負ありかと思われたが、地元のトンプソンが意地を見せる。8回、接近戦で右フックをアゴに叩き込み三浦がキャンバスに尻もち。闘牛場が沸きに沸いたが、三浦も持ち前のタフネスを発揮して反撃に転じ、逆に左を効かせて悪い流れを断ち切った。
10回には三浦の左でトンプソンがまたしてもフラフラに。攻める三浦はトンプソンはクリンチでフィニッシュできない。終盤の両者は疲労を色を隠せなかったが、三浦が優位に試合を進めて粘るトンプソンを振り切った。三浦の戦績は26勝19KO2敗2分。トンプソンは26勝24KO3敗。Photo/SUMIO YAMADA
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