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内藤律樹が2本目のベルト獲得、OPBF・S・ライト級

2018年1月13日 23時40分

 13日後楽園ホールの「DANGAN207&挑vol.7」メインで行われたOPBF・S・ライト級王座決定戦は、同級2位の内藤律樹(E&Jカシアス)が同級1位ジェフリー・アリエンザ(比)に9回1分14秒TKO勝ち。新チャンピオンになると同時に日本S・フェザー級に続くタイトルを獲得した。

内藤(右)はカウンターで主導権を握って勝利

 サウスポー同士の対決。初回は内藤の右ジャブが機能したが、アリエンザも続く2回からハッスルして激しく前進。近距離で互いに打ち合うようなタフな展開となる。そこでも上回ったのは内藤のカウンター。相手をしのぐ数のパンチを打ち込み、徐々にアリエンザの戦力を削いでいく。

 5回は左ボディーアッパーでバランスを崩させたところを追いかけて左右の連打。疲れが出ているアリエンザだが、そ れでも試合を捨てない。出ていったところに顔に腹にとカウンターされてもめげない。

 8回終了後の採点で78-74、79-73、80-72と大きくリードした内藤は迎えた9回、左ストレートでアリエンザをのけぞらせる。ここで葛城主審が試合をストップした。

 15年12月、現IBF世界王者の尾川堅一(帝拳)に日本王座を奪われて以来、約2年ぶりにベルトを腰に巻いた内藤は「もっともっと練習したい」と語った。

 ちなみに内藤は日本ボクシング界の2018年最初チャンピオンとなった。これで19勝7KO2敗。一昨年9月に近藤明広(一力)に11回TKO負けしているアリエンザは16勝10KO7敗1分。

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