告知 木村翔×石本康隆 rscリングサイドトーク
2018年2月11日 17時43分
2018年2月11日 17時00分
メキシコのリゾート地カンクンのオアシス・アリーナで10日(日本時間11日)挙行されたWBC世界S・フェザー級タイトルマッチは、王者ミゲール・ベルチェルト(メキシコ)が挑戦者マックスウェル・アウク(ガーナ)に3回2分43秒TKO勝ち。地元リングで、昨年フランシスコ・バルガス(メキシコ)から獲得した王座の2度目の防衛を果たした。
アップライト・スタイルで対処するベルチェルトに、サウスポーのアウクはコンビネーションを放って対抗。2回、ボディー攻撃で優位に立った王者が前がかりの体勢で押し気味に進める。
不気味な雰囲気も感じられたアウクだが、3回、ベルチェルトの右ストレートがきれいに命中し、もんどり打ってダウン。カウント9で続行後、王者の追撃連打でガーナ人はロープ際に崩れる。再開後、メキシカンが仕掛けると、主審がストップをかけた。
ベルチェルトは33勝29KO1敗。前回、三浦隆司とのV1戦で右拳を負傷しブランクをつくったが、今年はアクティブに活動することを約束。ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ=WBO王者)をはじめ、WBC1位ミゲール“ミッキー”ローマン(メキシコ)との指名試合、そしてIBF王者尾川堅一(帝拳)との統一戦を希望する。アウクは44勝30KO4敗1分。
セミではメキシコ・ティファナのホープ、ハイメ・ムンギア(21歳)がホセ・カルロス・パス(アルゼンチン)に3回2分59秒、左ボディーでKO勝ち。空位のWBCラティーノS・ウェルター級王座に就いたムンギアは27勝23KO無敗。パスは21勝12KO7敗1分。Photo/SUMIO YAMADA
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