2018年4月10日火曜日

比嘉に挑戦のロサレス ロマゴン相手に比嘉対策万全

 4月15日横浜アリーナでWBC世界フライ級王者の比嘉大吾(白井・具志堅S)に挑戦する同級2位クリストファー・ロサレス(ニカラグア)が10日、都内の帝拳ジムで練習を公開、メディアのインタビューに応じた。

 ニカラグアからの刺客、ロサレスが比嘉撃破に自信を見せた。母国では日本でもお馴染みの元4階級制覇王者ローマン・ゴンサレス、日本で試合経験のあるフェリックス・アルバラード、カルロス・ブイトラゴら同国のトップ選手とスパーをした。

 特に母親が従弟の関係にあるというロマゴンとは42ラウンドと最も多く手を合わせた。ロサレスがどこまで意識したかは分からないが、ロマゴンは“仮想比嘉”にうってつけ。というのも比嘉は世界王者になる前から攻撃的なロマゴンのボクシングを手本にしており、ロマゴンに似せたコンビネーションも試合で大いに使うからである。

 ロサレスは「ゴンサレスはコンビネーションの名手。彼とのスパーリングはキーになる」と比嘉対策に手ごたえ。比嘉のパワーを認めた上で「短い距離で打ち合うことも、アウトボクシングすることもすべて練習してきた」と自信たっぷりに話した。

 この日、ロサレスはシャドーボクシングを披露し、171センチの長身から繰り出すシャープなパンチを印象付けた。その動きに鋭い視線を投げかけた具志堅用高会長は「簡単に倒せないと思うね。気持ちが獲りにきている。バランスがいいし、アマの実績もある」とコメント。具志堅会長の目にも、ロサレスはなかなか手ごわい相手と映ったようだ。

 その上で「(比嘉は)ファイターになること。荒っぽくてもいいから、ロープに追い詰めて攻撃する。迷っちゃいけない。とにかく攻めていくこと」と攻撃の重要性を強調。本来のスタイルを貫いて強敵を退け、16連続KO勝利の日本記録を樹立に期待を寄せた。