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元統一王者フューリーが復帰 6.9マンチェスター

2018年4月13日 11時35分

 ヘビー級の統一王者に君臨したタイソン・フューリー(英)が2年半のブランクから復帰することが正式に決まった。フューリーは12日(日本時間13日)ロンドンで記者会見を開き、6月9日マンチェスターのマンチェスター・アリーナでリングに立つことを発表。フランク・ウォーレン・プロモーターと契約したフューリーの対戦相手は未定。

 フューリー(29)は15年11月、ドイツのデュッセルドルフで無敵を誇った統一王者ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)に判定勝ち。WBO・IBF・WBA統一王座に就くサプライズを起こした。しかしクリチコとのリマッチを2度にわたりキャンセル。アルコール、ドラッグのトラブルでライセンス停止処分を受け、キャリア進行にブレーキがかかった。

 体重が増加し、メンタル面でも状態が心配されたフューリーだが、1月からトレーニングを実行していると強調。英国コミッションからのサスペンドも解除されたという。

 ウォーレン氏は「キャリア進行を焦ってはいない」と語るが、ビッグマウスで知られるフューリーは「アンソニー・ジョシュアとはイージーなファイトになる。アウトボクシングしてKOする。デオンタイ・ワイルダーは階級のリーダーだが、穴があり過ぎる」と挑発している。

 相手には元WBO王者で以前クリチコに対するストーカー行為で何かとお騒がせのシャノン・ブリッグス(米=46)の名前も挙がっている。

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