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アラム氏が比嘉大吾に言及「米に軽量級の需要ある」

2018年4月13日 16時01分

 今週末15日、横浜アリーナで開催されるダブル世界タイトルマッチの記者会見が13日、東京・九段下のホテルグランドパレスで行われた。会見にはトップランク社のCEOのボブ・アラム氏も出席した。

16連続KOの記録達成を誓った比嘉(左)と挑戦者ロサレス

 WBA世界ミドル級チャンピオンの村田諒太(帝拳)を帝拳と共同プロモートするアラム氏は、村田の初防衛戦を観戦するため昨年10月に続いて来日。この日はメディアの質問を受け、同じリングでWBC世界フライ級タイトルのV3戦に臨む比嘉大吾(白井・具志堅S)にも言及した。

 アラム氏は「アメリカで軽量級の人気が出てきて、フィリピン人選手で4000人の集客が見込める」と軽量級選手でもアメリカで需要があると説明。そして「日本のプロモーターありきだが、アメリカで試合をすることはできる」との見通しを示した。

 アラム氏は「選手を奪うようなことはしたくない」と何度も前置きした上で、村田のように日本では帝拳、アメリカではトップランクという共同プロモートの形であれば契約の可能性もあると指摘した。

 比嘉は2月にフォーラムのスタブハブ・センターで開催された軽量級のビッグイベント「SUPER FLY2」を視察。アメリカ進出へのモチベーションを大いに高め「手の届かない場所じゃない」と手ごたえもつかんで帰国した。このイベントはトップランク社主催ではないが、今回の一戦で世界的な大物プロモーターに名前を売って損はないだろう。

具志堅会長とグローブチェックをする比嘉

 この日の比嘉は減量のダメージを感じさせながらも、前日よりは回復した様子で「今回も1ラウンドから全力でいって倒しにいきます」と迷わずKO宣言。日本新記録の16連続KOをマークし、アラム氏だけでなく、自らの存在をアメリカまで届かせるつもりだ。

 具志堅用高会長が警戒する2位挑戦者のクリストファー・ロサレス(ニカラグア)は「コンディションはパーフェクト。特別な練習をし、スペシャルな戦術を用意した。日曜日は比嘉が負ける日となるだろう」とこちらも自信満々に勝利を予告した。

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