尾川堅一の王座はく奪 決定戦は無効試合の裁定
2018年4月19日 16時11分
2018年4月19日 9時25分
米ネバダ州アスレチック・コミッション(NSAC)は18日、公聴会を開き、薬物検査で違反物質クレンブテロールが発見されたサウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)に対して6ヵ月の出場停止処分を通告した。
処分は最初に陽性反応が出た今年2月17日にさかのぼり、8月17日までとなった。同コミッションは3月23日、カネロに対し一時ライセンス停止を通達。今月3日、カネロとゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)は5月5日に予定されたミドル級3冠統一王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)とのダイレクトリマッチを辞退していた。
公聴会には同コミッションの5人のメンバーが出席。全員一致で期間は6ヵ月になった。処分期間は前例から最低でも9ヵ月ともいわれたが、カネロのケースは意識的な摂取ではなかったと判断され、軽減された。カネロ本人はヒザを手術して歩行が困難なため、公聴会を欠席した。
サスペンド処分が8月に切れることで、オスカー・デラホーヤ氏率いるGBPは声明を発信。9月15日のメキシコの記念日に合わせたイベントで、カネロとゴロフキンの再戦をリセットをしたい方針を強調した。ゴロフキンは5月5日、バネス・マルティロスヤン(アルメニア=米)と防衛戦を行う。
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