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NYトリプルヘッダー会見 WBCミドル級暫定戦も

2018年4月20日 17時00分

 今週土曜日21日(日本時間22日)ニューヨークのバークレイズセンターで行われるPBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)シリーズの記者会見が19日同地で開催された。

 カードは元4階級制覇王者エイドリアン・ブローナー(米)vs元WBOウェルター級王者ジェシー・バルガス(米)のウェルター級12回戦をメインに、ジャモール・チャーロ(米)vsウーゴ・センテノ(米)のWBCミドル級暫定王座決定戦、ジェルボンテ・デイビス(米)vsヘスス・クエジャール(アルゼンチン)のWBA・S・フェザー級“レギュラー”王座決定戦。

WBCミドル級暫定戦出場のチャーロ(右)とセンテノ

 ミドル級戦は王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)がWBC1位チャーロとの指名試合から遠ざかるため行われる暫定王座決定戦。「ウーゴは私を過小評価しているようだが、絶対そうならない。この試合でビッグネームたちと渡り合えることを証明する」とチャーロ。

「脇腹の負傷はたいへんだったけど、その後トレーニングを積み、驚異的なコンディションに仕上がっている。これは別のレベルに上がる機会だ」とセンテノ。負傷で試合を延期したハンディを克服しアップセットを目指す。

 WBA正規チャンピオンの村田諒太(帝拳)が先日の初防衛成功後、3団体統一王者ゴロフキンの首を狙うと明言。WBC暫定戦の行方もミドル級の動向を左右する試合だけに、大いに関心が集まる一戦だ。

7人の子持ちブローナー(左)とバルガス

 メインを張るブローナーは「私は彼とレベルが違うことを証明する。私の周辺にネガティブな雰囲気が流れているが気にしない」と発言。問題児ぶりが話題になるが、すでに7人の子持ちでまだまだリングで稼がなければならない。対するバルガスは「身長とフィジカルの強さのアドバンテージがある。私はナチュラルなウェルター級だ」と語り、勝利を誓った。

 アンダーカードのS・フェザー級戦は元王者同士の決定戦。前IBF王者デイビスは体重オーバーで無冠になったが復帰戦で戴冠のチャンスが訪れた。ランキングはクエジャールが1位。WBAはアルベルト・マチャド(プエルトリコ)が正規チャンピオンで、この一戦のあとどんな動きがあるのか注目される。Photos from Amanda Westcott/SHOWTIME

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