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メキシコのホープ ムンギア&オカンポ世界挑戦決定

2018年5月2日 14時47分

 メキシコの新鋭2人が世界タイトルに挑むことが決まった。1人はS・ウェルター級のハイメ・ムンギア(21歳)。プロデビュー後、28勝24KO無敗のムンギアはカネロ・アルバレスとの再戦が中止となったゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)の対戦相手に名前が挙がったが、これは実現せず、ゴロフキンは今週土曜日5日、バネス・マルティロスヤン(アルメニア=米)と対戦する。

こちらはIBFウェルター級王座挑戦のオカンポ

 ゴロフキンの相手にノミネートされた時、メキシコでは「まだ時期尚早」との声が多かったムンギアだが1週間後の12日、WBO世界S・ウェルター級王者サダム・アリ(米)に挑むことが発表された。

 アリは同日、指名挑戦者リアム・スミス(英)と防衛戦を予定していたが、アレルギー症状を理由に辞退。WBO6位につけるムンギアにチャンスが巡ってきた。試合はニューヨーク州ベローナでゴングが鳴る。

 ムンギアはアリ戦に備えて地元ティファナから米カリフォルニアへ移動。オスカー・デラホーヤ、ジェシー・バルガス、エドウィン・バレロらのトレーナーを務めたロベルト・アルカサール氏の指導で特訓を開始している。

 同じくサンフェル・プロモーションズ傘下のカルロス・オカンポ(22勝13KO無敗)がIBF世界ウェルター級王者エロール・スペンスJr(米)に6月16日、スペンスの地元テキサス州ダラス近郊フリスコで挑戦する。

 スター候補のスペンスは知名度で劣るオカンポを避け、ビッグネームとの防衛戦を計画していたが、IBFは指名試合を義務付け、このカードの締結を通達していた。明日2日ダラスで試合のプレゼンテーションが行われる。FOTO : JULIO RIVERA-IMAGO7/ ZANFER

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