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流血の堀川謙一が7回TKO勝ち 大石豊が引退式

2018年5月26日 23時40分

 井岡弘樹ジムの「第3回チャンプファイト」は26日、大阪市のエディオンアリーナ大阪第二競技場で行われ、メインの50キロ8回戦は、WBC・L・フライ級12位、日本同級1位の堀川謙一(38=三迫)がモンコル・カムソッマット(タイ)に7回1分55秒TKO勝ちした。

ベテラン堀川(右)は7回にストップを呼び込んだ

 52戦目とベテランの堀川は相手の動きを見ながら手数の少ない立ち上がり。3回にバッティングで右まぶたをカットして流血の試合を強いられたが、5回からアッパーを多用してペースをつかみ、7回に右ストレートをヒットしたのをきっかけにラッシュをかけてコーナーに追い込んで連打、主審のストップを呼び込んだ。堀川は36勝10KO15敗1分。

 セミのウエルター級6回戦は、昨年度の西日本ミドル級新人王でジム期待の若手、安達陸虎(20=井岡弘樹)がタイ人選手に力強いパンチを浴びせ、5回にダウンを奪い、6回には3度のダウンを奪ってカウントアウトした。安達は9勝6KO1敗。

 女子54キロ6回戦は、今年2月にアルゼンチンでIBF女子世界S・フライ級王座に挑戦するも敗北したOPBF女子同級王者、ぬきてるみ(29=井岡弘樹)がタイ人選手にフックを浴びせて3回KO勝ちで再起を果たした。

 L・フライ級6回戦で近大ボクシング出身の木山鷹守(22=渥美)がタイ人選手と対戦、4回に左ストレートをボディにジャストヒットしてKOでB級デビューを飾った。

元OPBF王者の大石は子どもたちに囲まれて引退式

 また、メインの前に元OPBF・S・ウェルター級王者、大石豊(井岡弘樹)の引退式が行われた。大石は2008年デビュー。16年11月に細川貴之(六島)からタイトルを奪ったが、17年4月の初防衛に失敗。少量の脳内出血が見つかり、現役を退いていた。

 現在は大阪市西成区天下茶屋北で焼き肉店「豊まる」を経営している。ミット打ちを披露した大石は「ジムや応援していただいたみなさん、家族に支えられてチャンピオンになれました」と感謝の言葉を述べた。戦績は14勝7KO6敗。

◇50キロ8回戦
堀川謙一(三迫)[TKO7回1分55秒〕モンコル・カムソッマット(タイ)

◇ウェルター級6回戦
安達陸虎(井岡弘樹)[KO6回2分6秒]アナン・ダヴィーナート(タイ)

◇53キロ8回戦
東泰誠(真正)[3-0(59-53、60-53×2)]アドゥンデット・コンウォン(タイ)

◇L・フライ級6回戦
木山鷹守(渥美)[KO4回2分6秒]ソンポン・バーンエーム(タイ)

◇女子54キロ6回戦
ぬきてるみ(井岡弘樹)[KO3回51秒]ワーサナー・カムディー(タイ)

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