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最年長王者・池山あすV7戦「被災地・岡山のためにも」

2018年7月28日 19時15分

 WBO女子世界アトム級タイトルマッチ10回戦(29日・KBS京都ホール)の調印式、前日計量が28日、京都市のフュチュールジムで行われた。7度目の防衛を目指す48歳の国内最高齢王者、池山直(フュチュール)は45.8キロ、挑戦者のOPBF女子L・フライ級王者、岩川美花(35=高砂)はリミットの46.2キロで計量をパスした。

好試合を誓った王者の池山(左)と挑戦者の岩川

 池山は岡山市の職員。今月の西日本豪雨による水害の被災地を回り、復興の方策を立てる担当をしている。

「みなさんが休みを返上して被災地を助けておられる。台風12号が岡山を直撃するかも知れない。そういう中でも私の試合を見に来てくださる方もおられ、被災地のみなさんが元気になっていただける試合をします」と並々ならぬ決意だ。

 国内最年長世界王者で、JBCから負ければ引退を突きつけられているが、「前に前に出る自分自身のボクシングスタイルを貫き、一戦一戦悔いのない戦いをするだけ」と語った。

 挑戦者の岩川は身長162センチ、池山を10センチ上回る。4年前、当時無冠の池山に判定負けしており、それだけに「自分の持ち味はしっかりした足さばきでカウンターパンチをヒットすること。それができるようにがんばるだけ。リベンジします」と打倒・池山に闘志を燃やした。

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