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村田諒太「何一つ気にしていない」山根会長発言で

2018年8月5日 9時41分

  WBA世界ミドル級チャンピオンの村田諒太(帝拳)が4日、自身のフェイスブックを更新。次戦に向けたの走り込みキャンプが終了したことを報告すると同時に、助成金流用や不正判定疑惑などで揺れる日本ボクシング連盟の山根明会長の発言について「何一つ気にしていないので大丈夫です」とメッセージを発信した。

問題の早期解決を求めた村田

 元選手ら333人が名を連ねる「日本ボクシングを再興する会」(鶴木良夫会長)が連盟の不正を追及した告発状をスポーツ庁などに提出した先月27日、村田はフェイスブックでこの件について「そろそろ潔く辞めましょう、悪しき古き人間達、もうそういう時代じゃありません。新しい世代に交代して、これ以上、自分達の顔に泥を塗り続けることは避けるべきです」などと意見を述べた。

 これに対し山根会長は3日に生出演したテレビ番組で「生意気だよ!」「村田君は1人でメダルを獲れる力はありません」と怒りをあらわに。12年のロンドン五輪で、反則をとられかねない村田のボクシングスタイルについて国際ボクシング協会の理事に反則をとらないよう働きかけ、その結果村田が金メダルを獲得した─という趣旨の発言もした。

 これについて村田は「一緒に戦ったコーチ、選手達は、全てを知っていますので、それで良いのです」と相手にせず。「記者の方から、これは明らかな名誉毀損だよ、というようなことを言っていると聞きましたが、プロとして頑張っている中、そんな裁判したくないので、それも無視しますね。笑」と山根発言をスルーした。

 村田は「日本ボクシングを再興する会」を「もちろん支持している」とした上で「早くこの件が片付き、僕を育ててくれたアマチュアボクシング界が良くなってくれることを願っております」と問題の早期解決を強く希望した。https://www.facebook.com/ryota.murata.official/

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