April
19
Friday

ボクシングニュース | ボクシングビート編集部制作

share

20°C Clouds
Tokyo

Boxing News(ボクシングニュース)

Home > Match Information > 大竹秀典あす出陣 日本人最年長の世界奪取なるか

大竹秀典あす出陣 日本人最年長の世界奪取なるか

2018年8月25日 9時45分

 あす25日(日本時間26日)米アリゾナ州グレンデールのヒラリバー・アリーナでゴングとなるWBO世界S・バンタム級タイトルマッチの計量が24日現地で行われ、王者アイザック・ドグボエ(ガーナ)が121ポンド(54.88キロ)、挑戦者6位の大竹秀典(金子)が121.4ポンド(55.06キロ)でリミットの122ポンドをクリアした。

王者ドグボエに挑む大竹(右)、身長は圧倒的に有利だ

 14年11月のWBA王座挑戦に続く2度目の世界チャレンジとなる大竹は37歳1ヵ月。ドグボエに勝てば、長谷川穂積の35歳9か月を抜き、日本人最年長での世界王座獲得となる。このとき長谷川は3度目の王座獲得で、初戴冠ということになると、国内最年長記録は越本隆志の35歳0ヵ月。

 37歳で初めて世界王座獲得というと、世界的にも珍しい。見当たるのは06年にWBCヘビー級王者となったオレグ・マスカエフ(カザフスタン)が37歳5ヵ月、10年にIBF・S・ウェルター級王者となったコーネリアス・バンドレイジ(米)が37歳3ヵ月。1951年に世界ヘビー級王座に就いたジャーシー・ジョー・ウォルコット(米)が37歳5ヵ月など。

 初戴冠でなければ、2014年3月にWBA・L・ヘビー級スーパー王座を吸収したバーナード・ホプキンス(米)がマークした49歳2カ月が最年長世界王座の世界記録となっている

 各オッズメーカーは、大竹の勝利に10倍前後のオッズをつけており、戦前の予想はドグボエの圧倒的優位。大竹が意地を見せることはできるだろうか。

 メインのWBO世界ライト級タイトルマッチは、王者ライムンド・ベルトラン(メキシコ)が134.6ポンド(61.05キロ)、挑戦者のホセ・ペドラサ(プエルトリコ)が134.4ポンド(60.96キロ)でリミットの135ポンドに合格した。Photo: Mikey Williams/Top Rank

Related article
関連記事