2018年9月20日木曜日

田口良一が現役続行宣言 ブドラーへの雪辱目指す

 前WBA&IBF世界L・フライ級統一チャンピオンで5月に王座から陥落した田口良一(ワタナベ)が20日、都内のジムで記者会見を開き、現役続行を表明。5月に敗れた現WBAスーパー王者ヘッキー・ブドラー(南ア)へのリベンジを目指すと宣言した。

 WBA王座を7度防衛し、IBF王座も吸収した田口は5月、ブドラーに判定負けしたあと「ここが引き際」と引退を決意。両親やジムの大先輩、内山高志氏にもその意思を伝えていたという。

 しかし「(心身ともにコンディションを作れず)不完全燃焼の試合だった。あの試合で終わっていいのか、と考えるようになった」。試合の1ヵ月後には現役続行の気持ちを固めたという。

 再起にあたっては、新たに元日本王者の梅津宏治トレーナーと練習をしていくことに決めた。「心機一転、気持ちを一からスタートする意味で梅津さんにお願いした」と田口。デビューからコンビを組んできた石原雄太トレーナーのサポートも受ける。

 ブドラーとの再戦について渡辺均会長は「(オブションを持っているので)できると思う。これから交渉していく」と説明。減量苦からフライ級進出も視野に入れており、ブドラーにリベンジしてフライ級進出、というのが理想のプランのようだ。

 復帰戦の時期はいまのところ決まっていない。TBSが井岡一翔を柱にした年末興行を中継する計画があり、これが実現するかどうかも田口の復帰戦に影響を与えそうだ。