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田中の今後は? 田口戦、階級アップ、5階級制覇…

2018年9月25日 14時36分

 WBO世界フライ級新チャンピオンの田中恒成(畑中)が25日に名古屋市内のCBCテレビで会見を開き、あらためて木村翔(青木)との激闘と3階級制覇の喜びを語った。

5階級制覇を目標に掲げる畑中会長(左)と田中

 この日サングラスで腫れた右目を隠していた田中だが、ダメージは深いものではないという。序盤から激しく打ち合った木村との12ラウンズを振り返り、「いい試合だったと思います。会う人、会う人に感動したと言われてうれしい。(木村と)試合をやれてよかったです」。

 精神面を強く押し出しての戦いに一定の自己評価を与えつつ、「テクニック面をもっと表現したい」と語るなど、新チャンピオンは貪欲。「防衛を重ねていきたい」と抱負を述べた。

 気になる初防衛戦は未定ながら、一度はL・フライ級で対戦直前まで行った田口良一(ワタナベ)について「田口選手がやりたい気持ちあるのなら俺もやりたい」と田中は語っている。その一方、体が大きくなれば減量を無理せず、S・フライ級に上げる意思もある。陣営には最終的に5階級制覇の野望があるのだ。

将来は畑中ジュニアとのW世界戦実現へ

 また会見にはWBCユース王座を獲得した畑中建人も出席した。「ユースなのでそんなに欲しいベルトではなかったけど、獲ってみたら思ってた以上にうれしい」と素直な感想。「もっと強くなって恒成君とふたりで世界戦をやりたい」と建人は笑顔をみせた。

 実際、父の畑中清詞会長も“恒成&建人”のW世界戦実現に意欲的。「恒成と建人ふたりで世界タイトルマッチ、そして父子鷹。本気で考えていきます」と宣言していた。

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