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井上尚弥「ミスしたほうがやられる」あすWBSS初戦

2018年10月6日 15時33分

 あす横浜アリーナでゴングとなるワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)2試合とWBC世界L・フライ級タイトルマッチの計量が6日、都内のホテルグランドパレスで開かれた。

井上とパヤノのフェイスオフ、中央はザワーランド氏

 好調が伝えられるWBAバンタム級チャンピオンの井上尚弥(大橋)はリミットの53.5キロで計量をクリア。元WBAスーパー王者フアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)の一戦を万全の状態で迎える。

 計量後に取材に応じた井上は「あすはミスをしたほうがやられると思う。ハイレベルな試合になる」と緊張感ある試合を予想。その上で「テクニックでくるならテクニックで上回りたい。ラフにくるなら、それには付き合わずにテクニックで空転させたい」と難敵に勝利するイメージを作った。

WBSS仕様で計量直後にインタビューを受ける井上

 一方のパヤノは300グラム・アンダーの53.2キロで計量をクリア。引き締まった肉体でやる気をアピールしたベテランは「敵地ではあるけれど、アウェイは初めてではない。日本のファンのためにも最高の試合をする」と精悍な表情で言い切った。

 グローブは井上がウイニング、パヤノがライバル。井上がKO勝ちすると7連続KO勝ちとなり、具志堅用高の6連続を抜いて単独の最多世界戦連続KO勝ち記録を樹立する。同時に内山高志と並ぶ世界戦通算KO勝利数10も更新する。

こちらもみもの、王者レリク(左)とトロヤノフスキ―

 もう一つのWBSS準々決勝、WBA・S・ライト級タイトルマッチは、王者キリル・レリク(ベラルーシ)が63.5キロ、挑戦者エドゥアルド・トロヤノフスキー(ロシア)が63.1キロで合格した。

 この2試合はWBSSの要請に基づき、インスタントリプレーが採用される。ゴング後の加撃によるダウンなど、必要に応じて映像のチェックが行われるという。

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