December
01
Sunday

ボクシングニュース | ボクシングビート編集部制作

share

9°C Clouds
Tokyo

Boxing News(ボクシングニュース)

Home > Match Information > レリクが小差判定勝ち WBSS・S・ライト級準々決勝

レリクが小差判定勝ち WBSS・S・ライト級準々決勝

2018年10月7日 19時41分

 ワールド・ボクシング・スーパー・シーリーズ(WBSS)シーズン2が7日、横浜アリーナで開幕し、第1試合のS・ライト級準々決勝、WBA世界同級タイトルマッチは、王者キリル・レリク(ベラルーシ)が挑戦者1位エドゥアルド・トロヤノフスキー(ロシア)に3-0判定勝ち。初防衛に成功し、準決勝進出を決めた。スコアは115-113×3。

レリク(右)は終始アグレッシブだった

 レリクが初回からアグレッシブ。歩くようなステップで前に出ながらワンツー、ジャブ、強烈な左フックで圧力をかけた。元IBF王者トロヤノフスキーも3回に右アッパーを決め、コンスタントにジャブを突いて対抗した。

 ミスブローは多いもののラフなパンチで攻めるレリクは5回、右を叩き込み、後退するトロヤノフスキーを左フックで追撃。挑戦者がこのピンチを乗り切ると、試合はいったん落ち着いたが、レリクは9回に右を決めて再びチャンス。しかし、追撃することができなかった。

WBSSのライティングは素晴らしかった

 9回以降、レリクは左を痛めたのか、攻め疲れたのか、左のパンチがめっきり減った。トロヤノフスキーは12回に右を決めて反撃に出たものの及ばなかった。

 レリクは23勝19KO2敗。「KOを狙いすぎてしまった。彼(トロヤノフスキー)が12ラウンド戦ったのは初めて。いい経験になった」とコメントした。レリクはWBC暫定王者レジス・プログレイス(米)と元ライト級王者テリー・フラナガン(英)の勝者と準決勝で対戦する。トロヤノフスキーは27勝24KO2敗。

◇WBSS・S・ライト級準決勝
キリル・レリク
   vs
WBC暫定王者レジス・プログレイスvsテリー・フラナガン(10・27米ニューオーリンズ)

イワン・バランチュクvsアンソニー・イギット(10.27米ニューオーリンズ)
   vs
ジョシュ・テイラーvsライアンマーティン(11.3英グラスゴー)

Related article
関連記事