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WBSSプロモーター「井上はこの惑星ナンバーワン!」

2018年10月8日 0時52分

 圧巻の70秒KO勝ちでWBSS初戦に勝利した井上尚弥(大橋)が、大橋秀行会長、井上ソン語トレーナー、WBSSのカレ・ザワーランド・プロモーターと試合後に記者会見した。

井上は傷ひとつない顔で会見に臨んだ

 井上はKO勝利を飾ったシーンを「ジャブを内側から入れて、ようは目くらまし、死角を作ってからストレート。練習していたパンチだった。それが出合い頭というか、一撃でフィットした」と詳細に説明した。

 またしても試合時間が短く、バンタム級での適性を確認できなかったことについては、「2試合続けて倒しているので、パンチ力とキレは(バンタム級)にフィットしているのかなと思う。ラフファイトとかもみ合いとかは未知数なところがある」と語った。

 真吾トレーナーは「最後は一瞬の踏み込みがベストフィットした」と踏み込みの速さに合格点。大橋秀行会長は「練習をみていて、1ラウンドKOにはびっくしていない。最初にカウンターで右アッパーを合わせたとき、当たらなかったけど勝利を確信した」とコメントした。

失意のパヤノは「パンチが見えなかった…」

 会見で最も興奮していたのはザワーランド氏。「彼のパンチは爆弾だ。ジョシュア、ワイルダー、ゴロフキン、カネロと比べても、階級を超えて彼がナンバーワン・パンチャーだ。数えてみたら彼はバンタム級の2試合で182秒しかファイトをしていない。これってすごいことじゃないか!?」と報道陣に問いかけるほどだった。

 大橋会長によると準決勝は3月ごろになる見込みで、開催地はアメリカが有力だという。井上は20日、米オーランドで行われるロドリゲスvsモロニーの試合を視察に行く。

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