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井上尚弥またも世界に衝撃! 右一発で70秒KO勝ち

2018年10月7日 21時45分

 ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズバンタム級準々決勝、WBA世界バンタム級タイトルマッチが7日、横浜アリーナのメインイベントで行われ、チャンピオンの井上尚弥(大橋)は挑戦者4位のフアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)に1回1分10秒KO勝ち。初防衛に成功するとともにWBSS準決勝進出を決めた。

まさか70秒で終わるとは…

 井上はこれで世界戦における日本国内のKO記録を3つ更新。7連続KO防衛は具志堅用高を抜いて単独1位。KO数も内山高志の記録を塗り替える11。1分10秒も最短KO記録となった。これまでの最短記録は平仲明信の1分32秒。

 WBSSバンタム級で優勝候補ナンバーワンと世界で目されている井上が初戦のリングに上がった。その前に立ちはだるのは元WBAスーパー王者パヤノ。井上がカリブの曲者をどう料理するかに注目が集まった。

 井上は久々のサウスポーが相手ということもあり慎重に立ち上がるかと思われたが……左で様子をうかがった井上がジャブを伸ばし、すかさずワンツーの右を打ち込むと、これがカウンターとなって決まり、パヤノがバッタリと仰向けに。立ち上がることができず試合が終わった。井上は17勝15KO無敗。初KO負けのパヤノは20勝9KO2敗。

入場してお立ち台でパヤノを待つ井上

 井上は準決勝でIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)と挑戦者ジェーソン・モロニー(豪)の勝者と対戦する。

井上「手ごたえも拳に伝わってきて、この一撃で終わったと思いました。WBSS初戦を成功の形でスタートを切れた。準決勝は井上が危ないと言われるロドリゲスと戦いたい」

「息子の名前をトランクスに入れたのはWBSSにかける決意に現れ。2試合連続1ラウンドで自分もまだまだ試されていない部分がある。これから成長していきたい

井上の一撃でパヤノは立ち上がることができなかった

◇WBSSバンタム級準決勝
井上尚弥
   vs
IBF王者エマヌエル・ロドリゲスvsジェーソン・モロニー(10.20米オーランド)

WBO王者ゾラニ・テテvsミーシャ・アロイヤン(10.13ロシア・エカテリンブルク)
vs
WBAスーパー王者ライアン・バーネットvsノニト・ドネア(11.3英グラスゴー)

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