黒田のIBF挑戦者決定戦中止 挑戦権は獲得の見通し
2018年10月24日 0時13分
2018年10月22日 21時25分
「GENKOTSU vol.2」が22日、後楽園ホールで行われ、メインのフライ級8回戦は日本フライ級8位の望月直樹(横浜光)が日本同級10位の藤北誠也(三迫)とのランカー対決に2-1判定勝ち。ダウンを挽回して競り勝った。8回戦の試合は以下の通り。
◇フライ級8回戦
望月直樹(横浜光)[2-1(76-75、77-75、75-76)]藤北誠也(三迫)
試合は藤北が右ストレートでいきなり望月からダウンを奪う立ち上がり。望月はここをしのぐと2回に反撃、右を決め返して藤北がフラつき、今度は藤北の右で望月がダメージを負うというめまぐるしい展開となった。
中盤以降は藤北がジャブで試合を組み立てようとし、望月が時折ラフに攻めて攻勢をアピールするという展開。採点は微妙だったが、藤北が時折弱気な姿を見せたのに対し、闘志満々で前に出た望月の手が挙がった。望月は15勝8KO3敗。藤北は12勝5KO4敗。
◇53.0キロ8回戦
定常育郎(T&T)[TKO3回2分54秒]青山功(セレス)
日本バンタム級8位の定常と日本S・フライ級15位の青山が対戦。スタートは青山がサウスポーの定常にうまく右ストレートを合わせた。定常は2回から圧力を強め、少しラフに攻めると、青山も右とボディ打ちで応戦。迎えた3回、青山が前に出たところで、ロープを背負った定常の左アッパーが炸裂。倒れた青山は立ち上がろうとしたが、フラついてストップとなった。定常は9勝3KO2敗3分。青山は11勝2KO7敗1分。
◇S・バンタム級8回戦
古橋岳也(川崎新田)[TKO4回1分40秒]上野太一(石川・立川)
タイトル挑戦経験もある日本S・バンタム級12位の古橋に対し、上野は下がりながら右カウンターで対抗。反応が早く、古橋に思うようにはさせなかった。前に出ながら上野をつかまえられない古橋だったが、4回に右ストレート、左フックを炸裂させると、上野をロープに押し込んで猛ラッシュ。上野も懸命に抵抗したが、最後はストップとなった。古橋は23勝12KO8敗1分。20歳の上野は6勝3KO3敗。
◇48.4キロ8回戦
佐宗緋月(T&T)[2-1(77-75×2、76-77)]デシエルト長池(青木)
佐宗はジャブを突きながらサイドに動き、右アッパー、右ストレートを打ち込んで序盤は優位に立った。日本ミニマム級9位の長池は中盤から圧力を強め、徐々に距離を詰めて打ち合いに佐宗を引きずり込んでいった。
長池の攻撃をよくしのいでいた佐宗は8回に右カウンターをもらってピンチを迎えたが、ここをしのいで競り勝った。佐宗は10勝3KO5敗1分。長池は11勝2KO4敗2分。
◇S・ライト級8回戦
大野俊人(石川・立川)[TKO6回2分59秒]中嶋龍成(山龍)
体格で上回る強打の大野が圧力をかけ、15年の全日本ライト級新人王、サウスポーの中嶋が左カウンターで迎え撃った。初回終盤、偶然のバッティングで中嶋が鼻を負傷。2回序盤にドクターチェックが入ったのを合図に打撃戦に突入した。
3、4回は中嶋がサイドに動きながらパンチの精度で上回り、大野の右ほほが大きく腫れていった。しかし、大野は5回にボディ攻撃で盛り返すと、6回に右強打を炸裂させて中嶋はフラフラに。大野が中嶋を追いかけて襲い掛かり、最後は主審が割って入った。大野は8勝8KO2敗。中嶋は10勝3KO4敗。
2024年12月10日 5時25分
2024年12月9日 8時39分
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