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あすNYでIBFミドル級王座決定戦 ジェイコブス登場

2018年10月27日 10時03分

  明日27日(日本時間28日)ニューヨーク、MSGのHuluシアター(旧称ザ・シアター)でゴングが鳴るIBF世界ミドル級王座決定戦の計量が26日行われ、元WBAレギュラー王者ダニエル・ジェイコブス(米)が159.6ポンド(72.39キロ)、IBF1位セルゲイ・デレフヤンチェンコ(ウクライナ)が159.4ポンド(72.30キロ)を計測。リミット160ポンドをクリアした。

元王者ジェイコブス(右)とデレフヤンチェンコ

 この王座決定戦は、前王者ゲンナジー・ゴロフキンが5月に予定されたカネロ・アルバレスとの再戦で、カネロの薬物反応で中止になったことに端を発する。

 ゴロフキンはIBFが通告した指名挑戦者デレフヤンチェンコとの防衛戦を拒否し別の相手(バネス・マルティロスヤン)と対戦。IBFは6月にゴロフキンの王座をはく奪し、空位となっていた。

 IBFは試合当日朝の2次計量を実施し、もしリミット10ポンド以上に増量するとタイトル防衛、獲得の権利を失う。昨年3月のゴロフキン戦で当日の計量をスルーしたジェイコブスだが、「今回はルールに従い、きちっとリミット(170ポンド)以内に抑える」と発言している。

マチャド(左)はエバンスを迎えて防衛戦

 セミ格のWBA世界S・フェザー級“レギュラー”王座戦は、王者アルベルト・マチャド(プエルトリコ)がリミットの130ポンド(58.97キロ)、挑戦者ユアンデール・エバンス(米)が129.4ポンド(58.69キロ)で明日の対決に臨む。Photos by Ed Mulholland

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