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WSB決勝は地元カザフが優勝 ウクライナに6-5

2013年5月16日 11時19分

 プレーオフに入っていたWSB(ワールドシリーズ・オブ・ボクシング)の決勝がカザフスタンの首都アスタナで10、11日の2日間にわたって行われ、地元カザフスタン・アスタナ・アーランズがウクライナ・オタマンズを6-5の僅差で制して優勝した。ウクライナはロマチェンコとウシクの五輪金メダリスト2人を抱えながら優勝を逸した。

 

 WSBはAIBAが設立した賞金付きの団体戦で、今回が3シーズン目。世界12ヵ国がAB2リーグに分かれて団体戦を行い、成績上位4チームがプレーオフを行い、団体優勝を決める方式。決勝はバンタム級からヘビー級まで5階級の対抗戦を2日間にわたって展開した。

 初日はカザフがウクライナを金メダリスト2人の勝利のみに抑えて3-2で制したが、翌日は逆にウクライナが3-2で勝ち、これでトータル5-5の互角。ルールにより“トランプ・カード”としてバンタム級の1試合が急きょ追加された。カザフは温存していたWSBランキング3位のアリンベコフを起用。一方ウクライナはこの階級の選手層が手薄で、WSBで通算3勝7敗の若手リスカンを出すしかなく、結果はアリンベコフが3-0判定でリスカンを下し、これが決勝戦となった。

 勝ったカザフスタン・チームには優勝賞金50万ドル(約5千万円)が贈られた。WSBはこれで団体戦の全日程を終了したが、今後5階級で成績優秀の上位選手による個人選手権が行われる予定。

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