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L・フライ級2団体王者の寺地拳四朗 地元の京都に勝利報告 8、9月にブドラーと防衛戦プラン

2023年4月27日 1時26分

 WBAスーパー&WBC・L・フライ級統一王者の寺地拳四朗(31=BMB)が26日、後援会長の安道光二・ワタキューセイモア会長らとともに地元京都へ勝利報告であいさつ回りした。

城陽市で奥田市長らと記念写真に収まる寺地

 出身の城陽市では奥田敏晴市長から「本来なら3団体タイトルマッチの予定が変な形になりましたが、9回TKO勝ち。チャンピオンにゆっくりしてもらいたい」とねぎらわれた。

 寺地は今月8日、WBO同級王者ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)と3本目のベルトを狙って戦う予定だったが、ゴンサレスが肺炎で出場不能に。代わって挑戦のアンソニー・オラスクアガ(米国)との激闘を9回TKOで制し2冠王座を保持した。「勝ててホッとして泣いてしまった。あの試合でまた強くなれた。3団体、4団体を目標に、フライ級に上げるのも視野に入れています」と目標を語った。

 今後は8月か9月にWBC1位のヘッキー・ブドラー(南アフリカ)と指名試合の防衛戦を予定しており、勝利すれば3団体目のベルトに照準を合わせる。合意しながら中止となったゴンサレスとIBF王者シベナティ・ノンティンガ(南アフリカ)と両にらみで、交渉を進める構えだ。

 統一戦開催が早期にまとまらない場合はフライ級への転級も視野に入れており、「(ブドラーとの)指名試合が終わってから考える。先の動きは見えない。フライ級にいけば盛り上がると思う」と話した。

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