越川孝紀が元OPBF王者に勝利 タイトル挑戦に意欲
2018年12月12日 22時45分
2018年12月12日 18時31分
あす12日後楽園ホールで開催される「ダイヤモンドグローブ」で、ともに年末に世界タイトルマッチに臨むWBC世界L・ライト級チャンピオンの拳四朗(BMB)とIBF世界L・フライ級王座に挑戦する京口紘人(ワタナベ)が“スペシャル・スパーリング”を行うことが発表された。
拳四朗は今月30日、大田区総合体育館でサウル・フアレス(メキシコ)と5度目の防衛戦。前IBFミニマム級王者の京口は31日、マカオで2階級制覇をかけてIBF・L・フライ級王者ヘッキー・ブドラー(南ア)にチャレンジすることが決まっている。
世界タイトルマッチに出場する選手が試合を目前にして観客の前でスパーリングするのは異例。拳四朗は関西大、京口は大商大出身で、アマ時代には関西学生リーグなどで何度か対戦し、年上の拳四朗が3勝1敗で勝ち越しているという縁もある。
スパーリングは3分2ラウンドで、メインの日本ライト級タイトルマッチ、王者・吉野修一郎(三迫)vs挑戦者・小林和優(RK蒲田)の試合前に行われる。
ともに暮れの試合に勝利すれば統一戦の期待も高まるだけに、少し気速は早いが、興味深い“前哨戦”ともいえそうだ。
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