WBA世界S･フェザー級“スーパー”王者ジェルボンタ・デイビス（米）vs挑戦者元3階級制覇王者アブネル・マレス（メキシコ＝米）のプレゼンテーションが27日（日本時間28日）ロサンゼルスのダウンタウンのLAライブで開催された。試合は来年2月9日、同地近郊カーソンのスタブハブ・センターで行われる。

デイビス「地元（ボルチモア）に到着したら私はいつも直接ジムに向かいトレーニングを行う。アブネルを軽く見ていない。今のポジションにいることにエキサイトしているし感謝している。アブネルがどう考えているかわからないが、私はスピード、パワー、ムーブメントが非常にうまくブレンドされていると自負している。

彼はここ南カリフォルニアでの試合を希望した。フロイド・メイウェザーがアルトゥロ・ガッティの地元（アトランティックシティ）で戦ったように。でも私は彼よりベターな選手あることは間違いない」

マレス「こちらはすでに試合に向け、50パーセントの準備ができている。それはいいコーナー、チーム、作戦が整っていること。残りの50パーセントは自分の出来にかかっている。共通の対戦者ヘスス・クエジャールを対照に我々を比べることはナンセンスだ。彼のスタイルと私のスタイルは異なる。

いずれにせよジェルボンタ・デイビスはエキサイティングなファイターでボクシングもできるから噛み合うグッドファイトになるだろう」

　マレスが触れたクエジャール戦でデイビスは3回TKO勝ちで一蹴。マレスはダウンを奪ったが2-1判定勝ちに終わった。明日のスターを嘱望されるデイビスに実績のあるマレスがどんな戦いを挑むか注目される。Photos from Scott Hirano/SHOWTIME