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年末初メインに気合十分 伊藤雅雪「攻め続ける!」

2018年12月28日 15時36分

 30日大田区総合体育館で開催されるトリプル世界タイトルマッチの記者会見が28日、東京・九段下のホテルグランドパレスで行われ、WBO世界S・フェザー級王者、伊藤雅雪(伴流)ら出場6選手が参加した。

伊藤(左)と挑戦者チュプラコフ、インパクトを残せるか

 7月にアメリカで世界王者となり、凱旋防衛戦を迎える伊藤は「挑戦者の気持ちを作ってこれた。アメリカで自信をつけ、今回の試合でまた成長できると思う。伊藤雅雪というボクサーを日本のみなさんに見てもらいたい」と決意表明した。

 大みそかのイベントは、OPBF王者だった16年、WBA世界S・フェザー級王者だった内山高志の前座で出場し、渡邊卓也(青木)を下してWBOアジアパシフィック王座を下して以来の出場となる。伊藤は「自分が(偉大なチャンピオンたちに)近づけたかといえばまだまだ。メインにしてよかったと思ってもらえるような試合をする」と言葉に力をこめた。

 ランク1位のエフゲニー・チュプラコフ(ロシア)はアマ150戦のキャリアを持つ指名挑戦者。ひと筋縄ではいかない相手と思われるが、伊藤は「ディフェンスとオフェンスが合体したようなボクシングを練習してきた。もらわずに攻め続けたい」と好戦的ファイトを約束。チュプラコフは「すべてをささげて戦いたい」と応じた。

会見には出場6選手が勢ぞろいした

 試合会場では、チャリティー目的でTシャツなどのグッズを販売し、売り上げのすべてを寄付することも明らかにした。「チャンピオンとしてできることをやりたい」と伊藤。自覚十分の王者は最高の形で初防衛を成功させるつもりだ。

 なお、試合の模様はフジテレビ系列で生中継される予定。番組は午後7時スタート。アメリカではESPN+で生中継される。

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