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山口×藤岡、11.13女子頂上対決

2013年9月19日 15時11分

 WBA女子世界S・フライ級王者の山口直子(35=白井・具志堅S)とWBC女子世界ミニフライ級王者の藤岡奈穂子(38=竹原&畑山)が11月13日に後楽園ホールで対戦することが決まり、19日都内で記者会見が開かれた。試合はWBA女子世界S・フライ級タイトルマッチとして行われる。王者の山口は3度目の防衛戦。挑戦者の藤岡は2階級制覇をかける。

左から具志堅会長、山口、藤岡、竹原会長

 女子選手としては破格のパンチ力を誇る山口(15勝13KO2敗)と、アマチュア時代を通して国内無敗の藤岡(10勝6KO無敗)。日本人チャンピオン対決が実現し、両者は「いい意味で緊張感がある。だれが見ても楽しめる試合をしたい」(山口)、「U-15に出ている子たちがあこがれるような試合をしたい」(藤岡)とそろって極上ファイトをファンに約束した。

 日本人頂上対決で注目されるのは、両者の間に3階級の差があるということ。この差は4.5キロで「普段は5キロ以上減量する」という山口に対し、藤岡は「ミニフライ級の試合で計量後もほとんど体重は増えない」というから、試合時にはさらに体格差が開くと予想される。

 この点について山口は「(2011年2月にスパーで手を合わせ)藤岡さんには軽量級とは思えないパンチ力があった。強いチャンピオンだと思う」とむしろ藤岡の身体能力を警戒。一方の藤岡は「不安材料は多いが、スピードで勝つしかない。小さい選手が大きい選手に勝つイメージを作りたい」と長所を存分に生かす考え。ともにKO率の高い女子ボクシング界きってのハードパンチャーであり、好試合が期待される。

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