5.18サンダースvsイスフィ WBO・S・ミドル級暫定戦
2019年3月27日 11時08分
2019年3月26日 14時47分
あす27日後楽園ホールで開催される「DANGAN221」の計量が26日、日本ボクシングコミッションで行われ、メインのOPBF・S・フェザー級タイトルマッチは、王者の三代大訓(ワタナベ)が58.8キロ、挑戦者の渡邉卓也(青木)がリミットの58.9キロであすの試合に進んだ。
昨年6月、プロ6戦目で王座を獲得した中央大出身のの三代(24歳=6勝2KO1分)。10月の初防衛戦で日本王者の末吉大(帝拳)を相手にドロー防衛をへて、今回のV2戦を迎えた。
試合に向けては、末吉戦で大振りになった右ストレートを磨いてきた。2度目の防衛戦をクリアすれば「その先」を考えたくもなるが、「国内に強い選手はまだ4、5人いる。渡邉選手はその一人だと思う」と足元を見つめる。国内最強証明に向け、まずはキャリア豊富な渡邉を退けるつもりだ。
一方、渡邉は30歳ながらすでにキャリアは44戦(35勝20KO8敗1分)。元WBOアジアパシフィック同級王者という肩書きもさることながら、アジアを中心に海外で13戦というキャリアは特筆に値するだろう。
日本のリングは2016年大みそか、OPBF王者だった伊藤雅雪(伴流=現WBO世界王者)との統一戦に敗れて以来、2年3ヵ月ぶり。ホープと対決するたたき上げは「海外で地域タイトル戦をやってきて、国内でこういう試合がしたかった。自分が望んでいた試合。あしたが楽しみです」と腕を撫した。
セミでは日本バンタム級3位の澤田京介(JB SPORTS)が日本S・バンタム級20位の中野敬太(KG大和)と54.5キロ契約8回戦。デビューから11連勝(9KO)の日本S・フライ級5位、梶颯(帝拳)はアーノルド・ガルデ(比)と同級8回戦を行う。
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